DIYに適した木材とは…
とにかく作りたい欲を優先し、第一回目はトライジョイントを使ってサイクルスタンドを作ってみました。しかも木材セットを使って、とても簡単・キレイにつくる事ができました。DIYを楽しむ1つに「気に入った木材に出合う」という事があると思います。木目や節、香り1つ1つ違うカオをもっています。今回は木材選びを楽しみたい方へ、木材と規格サイズ、選び方のポイントについてお話します。
DIY木材は大きく分けて種類は3つ
1.無垢材 2.集成材 3.合板
無垢材は、木を切ったそのままの木材で一枚板。木目好きにはおススメです。DIY用木材といえば…の、SPFも無垢材です。SPFは3つの木の総称で、スプルース(Spruce/トウヒ)、パイン(Pine/松)、ファー(Fir/もみの木)です。それぞれの頭文字をとってSPFと呼ばれています。
集成材は、小さく切り分けた木材を接着剤で集成接着した加工木材です。加工された木材の為、強度が高く、反りやひび割れが少ないのが特徴です。
合板は、原木を薄く剥いでつくった板を接着材で1枚の板に加工した木材です。何層にもなっているので、厚みが薄くても強度は高め。合板にもいろいろ種類はありますが、中でもOSB合板はDIYに人気のある木材の1つです。木片を接着剤で押し固めた木材です。
DIYでよく使う無垢材(SPF材)のサイズは?
木材には2×4(ツーバイフォー)材や2×6(ツーバイシックス)材、1×4(ワンバイフォー)材、1×6(ワンバイシックス)材があります。2×4材は置いていないホームセンターは無いというほどメジャーな木材です。木材の断面サイズは以下の通りです。
使用する用途や目的に応じて木材サイズを変えます。
例えば、ディアウォールで木材を選ぶとき、ワンバイ材は高さを低く設置する場所に適していて、キッチンカウンター前やカウンター上、洗面台上などに適しています。ツーバイ材は玄関やリビングなど場所を選ばずにご使用いただけます!
ホームセンターでは発見と驚きが?!
木材をホームセンターへ探しに行くと発見や驚きがたくさんあります。DIY木材の種類が多い事に驚き、サイズ表記がフィート表記であることに驚いた初心者DIYer(筆者)でした。
木材のサイズ単位は、フィート表記です。
必要な木材のサイズメモを握りしめてホームセンターに向かうと、単位の違いに驚きます。単位表記がフィートです。
でも安心してください。すぐ近くにメートルでの記載もあるので大丈夫です!
馴染みが無さすぎる単位なので、とても分かり難い…。知っておくと便利なので、是非ごらんください。
木材選びのポイントは4つ!!
SPF材は、乾燥などによって反りや曲がりなどが起きやすい木材といわれています。
POINT1 大きな節が少ない木材
節(フシ)の部分はとても硬く、ねじが入りにくいためできるだけ少ない方が良いです。
POINT2 曲がりや反りが少ない木材
柱に使用するような長い木材や1×6材のような薄くて幅が大きい木材は特に曲がりや反りが発生しやすいです。実際に手に取って目視で確認し、できるだけ曲がりや反りがない真っ直ぐな木材を選びましょう。
POINT3 ヤニ(樹液)が少ない木材
中には木材からヤニが垂れていることがあります。
ヤニがあると、腐食の原因にもなりますし、塗装後に変色することも…。
ヤニが出ている木材は極力避けましょう。
POINT4 割れや欠けが少ない木材
木材のヒビ割れ、欠けなどがないか確かめましょう。
SPF材は安価で加工性に優れた使いやすい木材ですが、
乾燥によって反りや曲がりなどが起きやすい木材でもあります🌲
ホームセンターで木材を購入する際には、
上記のポイントをチェックしてみてください✨
木材の知識が少しあると時短にもなるので参考にしてください。